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■ MUKU-DATA ダオ(レオ、ニューギニアウォールナット)
SIZE 2250 740-700-790 t58mm 天然乾燥材 プレナー加工済み
木について、その良さを伝えるのに書くとなると
自分は言葉を知らない事もあり、その木の良さの三分の一も伝えることができない。
木との出会いは、人との出会いと似ている感覚がある。
好きになる理由、、、
損得を考えた上で後付けで積み上げられていく事もあるかと思うが
多くはフィーリング、パッと見て少し話して全知覚を全開にして一瞬で感じ取る。
プレナー掛けを終えたこのダオを見て
このブログでこの木を説明すればするほど、
この木の良さが伝わらないなぁ・・と思っていた。
Don’t think. feel.はマイルスデイヴィスの言葉だったかなぁ・・と
思っていたら
ブルース・リーだった。。(記憶は曖昧だなぁ・・)
音楽は何より雄弁に物語っている。
言葉や説明はいらない。
そんなもので補足しなけりゃいけない音楽なんてオレには意味がない。
- マイルス・デイヴィス -
マイルス・デイヴィスにこんな言葉があった。
「音楽」の部分を「木」に置き換えても言えること。
説明できる木、材木に関しては他に優秀な業界人、学者さんがいるので
それはそちらの方々にお任せする事にしている。





濡れ色が見たくて水で濡らしてみた。
塗装したらこのような感じになる。
黒柿や縞黒檀みたいに黒い縞模様は鮮明にはならないが・・
この淡い色合いはそれはそれでやはりいいと思う。






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■ MUKU-DATA 茶神代欅 看板材として
先日お店のオーナーさんと建設屋さんがカウンターを見に来られた際に
何かイイ感じの看板にできる木はないだろうか?と倉庫内を探し始めた。
ピックアップされた材を比較検討する為に並べてみた。
高級過ぎてもやろうとしているお店のイメージと合わないし、
キレイ過ぎるのも違うらしい。
知らない街の繁華街へ行き、何となく立ち寄るお店は
無意識にお店の入り口に置かれた看板を見て店内をイメージして
入るかどうか判断しているのかと思う。
看板に誘われ入口を開け、いらっしゃいませ~
内部は想像通り、料理もお酒もそこそこで店主の人柄もいい。。。
看板にはお店の想いや店主のお人柄まで
そのお店のいろんなことが詰まっている事も多い。
これイイ感じだなぁと選ばれたのは茶神代欅
看板用もしくは土間に置く敷台用にいいかなぁ・・と想定して
もっと枯らした方が雰囲気が出そうだから屋外に2年ほど放置(熟成)させていた材
屋外に置いていた事でシルバーグレーに経年変化したもので
きっとこれが神代欅か普通の欅かはグレーの色からは分からない。
この材の材面を帯鋸で軽く擦り落として
神代欅だと分かるように肉を出す。
少しグレー色も残しつつ、帯鋸目の痕もついて更に良い感じなったかと思う。
こういった材は図面上では表し辛いかと思う。
現物を見て、その木の塊が纏う雰囲気、周囲に放つオーラみたいなものを
感じるかどうか・・・
それぞれの人の感覚的、直感的なことなのかと思う。


帯鋸で製材後









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■ MUKU-DATA 栃瘤半割柱 3.3m 380×85mm
辻惟雄 氏の「奇想の系譜」に出てくる
曽我蕭白の《群仙図屏風》《雪山童子図》や狩野山雪の《寒山拾得図》
どこか不気味で触れてはいけないような危険な香りがしつつも
やっぱり気になってこっそりと見てみたい・・みたいな中毒性があるかと思う。
数年前に開催されたこれらの奇想の系譜展で
曽我蕭白に「醒めたグロテスク」と肩書が付けられてあった。
それらの絵に出てくる顔は決して見ていて心地いいものではない??のだけれど
何か見てはいけない・・ギリギリの狂気みたいなものを感じたりする。
あのギリギリの感じに似たような感覚が、
時々木材の中での「変木」と言われるものを見ている時に感じる事がある。
変木というジャンルの中には比較的受け入れらるソフトなものから
ハードでディープなものまであるのだが(個人的な感覚)
この栃は今まで見てきた中でも、かなりディープでグロい感じがした。
どこかの御殿の床柱に使われていたのか、
旅館の床脇や玄関廻りに使われていたのか・・?
長年使われた後に丁寧に外されて、市場に流れてきたものだった。
それらの絵師たちを奇才というのであれば
このクラスの狂気じみた木材は変木を超えて奇材、奇木と言っていいのだろう。
奇想の系譜で紹介されるような絵が好きな人にはお勧めの1本で???
是非どこかで使っていただきたい。
近寄っちゃいけない!見てはいけない!オーラが凄い。。。
開かずの間に隠しておかなくちゃ











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■ MUKU-DATA 西会津奥川辺り 7/28(日)
午前中、地域の用事を済ませ、午後から雨予報
いつもの休日のようの特に目的もなくなんとなく山の方へドライブへ
津川から鹿瀬、R459で喜多方方面へ抜ける道は良く使う道
西会津奥川で左へ行くと飯豊山方面と看板があったので
通った事がない道だったので左折した。
同じような景色のようで、通った事のない道は
何かに出会えるのでは?とワクワクする。
途中、良く目にする木々や花など、知らないままになっていたものを
スマホで写しレンズで検索して、少しづつ覚えている。
すれ違う車がいないと少し不安になってくるが、
昨日も猿には何回か出会ったが熊を見る事は出来なかった。
いづれ怖い目にあうのかもしれない。
同じような景色のようで、全てが違う。
山があり脇には川が流れ観光地化されていない良い場所だな・・と思うところが
新潟県内を含め周辺の山奥には沢山ある。
実際に生活するとなると、何かと不便な事は多そうだが
別荘まで行かなくても小屋なんか立てて週末に大自然の中で身を委ねるのも
いいのかもしれないなぁ・・と思う。
特に真夜中はこの森の中はどんな音がするんだろう・・?
少し怖いが、いままで知らなかった事をきっと体感できるのだろうとも思う。
そんな事を考えながら奥へ奥へと車を進めると
素敵な小屋、貨車を改修して住めるようにした小さな小屋があった。
やはり、同じような事を考えている人は多いんだなぁと思う。
住人はいなかったようだが、あんまり素敵な小屋だったので
勝手に写真を撮らせていただいた。
しかもここら辺の地名が「小屋」とは・・(@_@。
年を重ね、身体に正直に生活し自身の感覚に耳を澄ましていると
何が自分にとって優しく心地いいのか素直に感じる事ができるように思う。
土曜に富山から木材倉庫へ訪ねてこられたご年配の材木屋さんが言っていたが
あのお店に行ったら好い材料で一枚板カウンターやテーブル、木の内装で作られていたけど
どうもあのような派手な外材はチクチクして居心地が良くなかったと言われていた。
やはり適材適所なんだと思う。
外材の中でも日本人の感覚に合った材もあるし
場合によってはチクチクヒリヒリさせた方がいい場所もあるだろう。
言っている事が凄く良く分かるし、感性で材木に触れられている方なんだなぁ
と思った。
蒸し暑かったんだけど、板が積み上げられた庇で風が抜けると
何か落ち着くねぇ・・と言われていた。同感。
無理のない生活、等身大の生活、
身近なところで小さな幸せは溢れているのかと思う。





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■ MUKU-DATA プラタナス 樹皮剥がし
先日賃挽きで挽いたプラタナス(だと思う)を3枚分けて貰い、
樹皮を剥がして、割れ止めを塗る為の準備をしている。
剥がれにくい樹皮を取るのは手間がかかる。
電気鉋や電動斫り機などで削り取れば時間は短縮できるだろうが
そうすると本当の天然の耳は削れて無くなってしまう。
このプラタナスもそうだけど、樫の木や凸凹した桜なども
樹皮は辺材と一体となってへばりついていてなかなか思うように剥がせない。
ものによっては一枚につき半日もこの地道な作業を行う場合もある。
全ては天然の耳を残したい為、これから桟入れして天然乾燥しながら
寝かせる期間に虫に喰われない為でもある。
馬鹿げた作業、生産性の悪い手間を要する作業でもある。
この作業をもっと簡易的に済ませたいのだが
いい策、案が思いつかない。
でもこれで、いいとも思う。
一枚の板とじっくりと向きあう事ができるのだ。
木目、木の繊維、特性、割れの予想、質感、など
向き合った数と時間は、手を通じて身体の中に刻まれる。
連日、経済新聞ではAI活用で効率化を図り、余った時間を別な部分へ向け
生産性を上げるような事が紙面を賑わせている。
確かに生産効率を上げる事は経済活動では必要だろう。
手から伝わる木の質感、
目に見えない微妙な安らぎ、人の持っている感覚、
ここら辺の人間的な感覚、感性はAIでの応用は可能なのだろうか・・?
某木材市場では運送屋さんに倉庫の木材の管理業務委託している。
立て掛けから積込みまで
実際に手で木材を触っているのは運送屋さんという事になる。
その山の材木の事は木材を販売する社員さんに聞くより
現場で実際に触っている運送屋さんの方が良く知っている。
口先だけは持続可能だとか耳触りの良い事を言っていても
実際には何も木の事、知ってないんだなぁ・・って事はよくあること。
それでいいなら、木のプリントで済ませればいいんじゃないの?とも思う。
木は別にトレンドじゃないんだしさ。。
踏み台にされるのも木も迷惑かと思うよ。。
本物の木には何かとてつもなく別な大きな力
人と木の関係があると思っている。
木が人に与える影響も大きいと思っている。
昨日、ご来店いただいた工務店の社長さんが何してんの?と
言われたので皮を剥がして桟入れして天然乾燥して
この材が使う事ができるのは3年以上先のになるんですとお話したら
驚いていた。
全ては思い通りにいう事を聞いてくれない木たちが
住宅やお店で使われる際に、なるべく皆さんに可愛がっていただけるように
という木材愛からこの地味な作業を続けている。
主役は木、我々はそこに仕えるものとも言える。


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■ MUKU-DATA ユリノキ ブックマッチ 3m ×1m
ユリノキ自体、芯材部分は薄っすらと黄緑色をしている材なのですが
これは丸太のまま放置した期間が長かったのでプラスα、ブルーステイン(青カビ)にも少しやられてしまったんだと思う。
それが一段とグラデーションのある不思議な色合いとなっている。
もしも室内が許すなら、大きな木のテーブルというのはいいものかと思う。
家族であれば仕事を終え一杯のお酒で寛ぐひととき、片や学校の宿題をやる子供たち。。
洗濯ものをたたんだり、読書をしたり、
一枚の大きなテーブルを通じて繋がっている。
シェアオフィスであれば、それぞれの分野でのプロフェッショナルな人たちが
ふとした事で繋がるきっかけの舞台となるかもしれない。
面積があることで自分に合う人との距離感も保つこともできる。
木の素材を通じて人と人が繋がる。
(理想の姿を妄想する。)
最近、確信をもってきたことの一つに
木には音楽が流れている。
自分はほろ酔い加減で色々なジャンルの音楽を聴くことが趣味の一つだけど
木にはリズムが流れている。
色んなメロディーを奏でている。
もしかして木を選ぶ際に無意識にその木に流れるリズムで
選んでいたのかもしれないなぁ・・
このユリノキにも心地良いリズムが確かに感じられる。。










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■ MUKU-DATA イタウバ 玉杢 カウンター材
その板を検討する時、また使う事が決まった時、
両耳残しで使うのか、ストレートカットでスクエアにしてスッキリ見せるのか、
または上記写真のように半分ほど耳を残して使うのか(この場合奥行き巾Dのサイズ優先の場合も多い)
その一枚を前にして、さてこれをどう仕上げましょうか?
どう見せるのが一番カッコよく見えるでしょうか・・・?
この見立てる作業は一枚一枚違った顔と形を持っている一枚板毎に行っている。
現物を見ながら設計士さん現場監督さん、オーナーさんとお話することもあれば、
遠くで来れない方には写真、メール等で詳細を決めていく。
木は美味しいから、通常は耳と言われる辺材部分は虫に食われている事が殆どなのでその辺も考慮する対象となる。
このイタウバの玉杢、何人かに見ていただいているが
「かわいいぃ~ 」って表現された方が数名いらっしゃった。
かわいいがcool、かっこいいの意味合いなのか・・?
その微妙なカワイイという言葉の真意が掴めない事もあるので
もっと幅広い世代の人たちと遊ばないと感性は養えないとも感じる。
面白かったのは「杢目の感じがキャラメルみたいに滑らか~♡」である。
キャラメルかぁ・・
木を見て人の感じ方は様々だ。
木が全て違うように人の感じ方も十人十色、
いいなぁって思う。
そんな木を見て感じた感覚や感性を大切にしたい。





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■ MUKU-DATA ウォールナット一枚板 1600 570~660 t55mm オイル塗装 新潟市東区 T様
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■ MUKU-DATA 大山エンリコイサム「Kairosphere」展 ポーラ美術館