MUKU-DATA  ウォールナット一枚板 1600 570~660 t55mm オイル塗装 新潟市東区 T様

ウォールナットの色は?
というと皆さんこげ茶、色の濃い茶系と人の目では認識していますが、
良く見ると写真のようにいろんな色が折り重なっているのです。
黒、こげ茶、紫、オレンジ・・・それぞれに色の濃淡がありグラデーションのように重なり合い
全体的には少しムラサキ色を帯びたこげ茶として見えています。
材によっても個体差はあるのですが、
この何とも言えない色合い、特に紫色が強めに見えるものは
ウォールナットの中でも個人的には好きな色合いです。
仕上げ加工を終えオイル塗装を施して、
お客様のお宅へ届けてきました。
あんまりキレイな色合いだったので、
昨日お届けする前に何枚か写真に納めておきました。
木は自然が創造してくれる形や木目もそうですが、
「色」に関してもどうしてこんなに美しいのでしょうね。
加工前のウォールナット一枚板
L1600mmとのことでしたので
どちらをカットするか?残った材をどうするか?など検討写真
仕上げ加工後に塗装(塗料:玄々化学工業 リグナF)
オイル系塗料に関しては現在も様々なメーカーのものを使っています。
どこがベターかはまだ結論に達していませんが、
このリグナFは以前使用していたものと比べると塗りあがりもサラリとして
手離れ感が早く良い感じです。
今後も色んなメーカーのものを試していこうと思っています。
ぱっと見、何色?といえば
やはりこげ茶ってことになるかもしれませんが・・
昨日お客様の笑顔が見れて良かった良かったと会社に戻り、
曇り空の夕暮れ時、
グレーの空と雲の切れ間から差し込む夕日で
辺りがムラサキ掛かった色に染まりました。
そうそう、この色合い、静寂だけど深みのある時間と色の空気感・・
お届けした今日のウォールナット同じような感覚を感じました。
自然が創り出すもの、風景も木も、
同じものが心のどこかに触れて、響いてきます。
いろんなことに感謝です。

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