MUKU-DATA  新潟市秋葉区鎌倉 5/5 

今日も終るねぇ~ と陽が沈みかけていたので車を停めて写真を撮った。
「何しったんだね・・ コンテストにでも出すかね」と田植え中のおじさんが近づいてきた。
《いえいえ、あんまりキレイだったもんで・・・》

「おめさん、どっから来たんだね?」
《直ぐそこですよ、小須戸小須戸》

子供の頃から見慣れている日常の当たり前の風景
これが年を増す毎に年々凄く響いてきて感動度合いが増している。

大地に水を張り、田植えを終えたばかりの田圃の景色は芸術作品に思えたりする。
夏になれば稲穂が伸びて青々した稲が風で揺られる。
秋は黄金色に変化して景色が変わる。
稲刈りを終え、雪景色となって、そしてまた春を迎え、田植えが始まる。
年に一度のサイクルで地道な作業が繰り返される。

田植えのこの時季、いよいよまた始まったねと思う。
年に一度のこの風景をあと何度見る事ができるんだろうね・・

昨日、一昨日と新緑のシャワーを浴びに山の方へ行っていた。
山古志方面はまだ残雪もあり、大雪で折れている枝に桜が咲いていた。