MUKU-DATA  葡萄の木を製材したもの

ひと月前に製材した葡萄の小さな板が
ある程度乾いてきて捩れて良い感じに変化してきたので
少しだけ樹皮を取って小綺麗にしてあげた。
あとはDIYでお好きなように磨いたり、使ったりする間に自分仕様に変化してくれるだろう。。


この葡萄を触っていたら何故か昔のCMのキャッチコピーが頭に流れてきた。
「なにも足さない。なにも引かない。」

熟成というワードからなのか、ワイン繋がりなのか、
自然に捩れる姿をみてなのか・・

サントリーさんの広告年鑑シングルモルトウイスキー山崎を見てみる。
なにも足さないシリーズの中でフレスコ編と備前焼編に書かれてある以下の言葉

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『歳月には力がある。歳月を養分にして、この琥珀色は滴った。だからピュアモルトの香りは、言葉に溶けてしまわない。はっきりと呟きが聞こえる。凛としたモノローグである。朴訥だが明晰。シンプルだが、奥が深い。なんという矛盾だろう。静謐があって、覇気がある。ゆったりと、鷹揚で、大きな流れと、縦横無尽に闊歩するものとが、同居している。なにも足さない、なにも引かない。ありのまま、そのまま。この単純の複雑なこと。

日本のウイスキーのふるさと山崎から
サントリーピュアモルトウイスキー山崎 』
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「ピュアモルト」の部分を「葡萄」に替えて読んでいいし、
「この木」「一枚板」などに入れ替えて読んでみても深い。
う~ん確かに・・言えるって思ってしまう。

ありのまま、そのまま。この単純の複雑なこと。。。。。

これってまさに木じゃん・・

そこまで大ごとではないんだけど(なんか随分と壮大な葡萄になってしまったなぁ😓

この自然に逆らわずに捩れていく姿の葡萄ちゃん、
ウイスキーのお供としても手元に置いて触って可愛がってあげてください。


参考:葡萄の木🍇