MUKU-DATA  栗 化粧梁  棟木 4m  末口240mm 鞘135mm

内装で表しとなる化粧梁、
米松の構造材をそのまま化粧表しで仕上げることは多いが、
今回は構造とは関係なく、意匠的に天井に化粧で見せる為の材料です。

米松、杉、そして落葉松などの松類の化粧梁もいいのですが、
今回は栗材を選択。
構造的には関係ないので、
棟木にはもうだいぶ林場に放置していて枯れ気味の風合いの栗をあてがう。
棟木を中心に左右に@900ピッチで登り梁が入る意匠となります。

登り梁は庇下に2年以上置いていた2mの栗材を使用することにしました。

2年以上前に市場で入手した栗丸太を庇の下に保管

登り梁は小さめでいいので、小径木を選木

まず、中心となる棟木を製材して、
登り梁の大きさなど、現物を見ながら確認、検討しました。
(白いチョーク跡は登り梁の大きさを検討)

登り梁は、末口180mm タイコ105m 下端は面皮を残し、
上端は大工さんが仕事がし易いように平らに製材します。
だいたいの梁成は130~140mm程度に製材しました。

イメージはこんな感じとなります

材木屋の仕事はここまで
あとの仕口作りや仕上げ、
そして現場での取り付けは大工さんの手に移ります。

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