■ MUKU-DATA ブラックチェリー 挽き材 3000×120~200 t15mm 天井材として
羽目板と言わる板と板を繋ぐ実のある製品の材種には限りがある。
使い易く多く流通しているものでいえば、杉。
浴室など水回りといえば、桧、ひば、さわら・・
外装材や色の濃いものといえば落葉松やレッドシダー
室内で白っぽいものでツガや杉白杢、
「羽目板」と言われる実のある製品というと限られている。
フローリングはあらゆる材種があるのに、
羽目板は絶対的需要量が少ないせいか材種はある程度限定的。
何も難しく考えることはない、
無きゃ、つくればいい。
建具屋さんだって、大工さんだって、加工技術がある。
そのための業種なんだし。
大きな工場でライン生産されるものだけのものが選択肢ではないのですから。
天井に少し品のある色のあるものを据えたくて
ブラックチェリーを選ばれた。
Bチェリーは、張ってから少し経過すると
この優しく淡いピンク色から落ち着いた深みのある飴色へと変化する。
家具材としてはこの白太部分は抜くことが多いが、
この白太と飴色のコントラストがより木らしく、
さらにBチェリーの高級感を強調してくれるように思う。
とてもいい表情になることが想像できる。
既製品からの選択肢
から
素材から作る
そう難しいことではないかと思います。
できることは無限大に広がり、
その空間は想い描くものにより近づくのではないでしょうか?