■ MUKU-DATA 葡萄の木(マイ葡萄)
木は伐採されて木材になってから、そして木製品として使われながら
さらに変化、深化していく。
木は育つというが、この葡萄の木は製材してもう直ぐ3年が経とうとしているが
随分と熟成されてきた。
木材倉庫の方に葡萄の木の見本として置いていた
マイ葡萄、、
はじめの頃は製材後、キレイに洗いお風呂にも入れてあげ
営業中は車に乗せて、夜はサンダーを少しかけてオイルで磨いてあげて・・
と随分と可愛がっていたが倉庫へ見本として持っていってからは
目にはしていたが触ったり持ちだしたりしていなかった。
数日前に何だか少し寂しそうだったので本社の方へ持ち帰り
今はまた手元に置いている。
昨夜は音楽を聴きながら布巾でゴシゴシナデナデとやっていた。
何でもそうだと思うけど、
毎日の積み重ね、毎日少しづつ3分磨く、一緒に居るって事は
一気に30分磨くよりも何かが違うように思う。
3年経過して随分といい雰囲気にもなってきた。
木はやはり手入れが必要だな、手を入れる事で深みや艶が増すものだなと思う。
古いお宅の深みのある板の間の独特の艶感は、木ならではで
手入れされた木の家っていいなぁ・・と思う。
木に住人の気持ちがプラスされているのだろう。。
木が材木として使われて本当の良さ、深みが出てくるのは
10年、20年、否、30年、50年辺りからかと思う。
(ちょっと放置しててゴメン、)
近くに置いて、また葡萄の木の手入れを再開だ。