MUKU-DATA  花巻市~北上市 R456号辺り  2023 5/5


盛岡から一関へ向かうにあたって下道でナビ検索をすると
3本のルートが出てきて一番田舎っぽい東側のR456号を選択した。
田舎の道を走りながら昔からその地域にある建物や景色を見るのは楽しみの一つだが
ここにも新潟では目にしない可愛らしい木の小屋を見る事ができた。

盛岡から少し走って花巻市東和町土沢の少し手間あたりから
ん?何?カワイイ小屋~  って感じで。。
ただ新潟もそうなんだけど田舎の信号の少ない道路は意外と地元の皆さんは
結構なスピードで走っているので、なかなかゆっくりと走れない。
直線道路になるとハザードをつけて左側に止まりお先にどうぞと
何十回も繰り返した。
また景色をとカワイイ小屋を見ながらゆっくりと走り出すと
直ぐに後続車の列ができてしまう。。。

たくさんこのかわいい木の小屋地帯を通り過ぎながら
何枚か写真を撮らせてもらった。
腰折れ屋根、、切妻で途中から勾配が変わる屋根で、、
ちょっと調べてみたら
ギャンブレル屋根(2面切妻2段勾配屋根)とかいうらしい。
そのギャンブレルの四方に下屋が取り付けられて独自なものへと
なったのではなかろうか・・?
通常、新潟でみる小屋であれば切妻+一段下がって片側の行間方向に下屋が付いている事が多いように思う。
新潟でも豪雪地帯ではかまぼこ型の屋根も目にするが
あの小屋は都会の人からすると可愛いらしい。

この腰折れ屋根+軒先の下屋が三方、四方へ大きく出ているかわいい小屋だが
その中でも1割ほどは切妻部分の先端が少し下へ垂れている、
入母屋の瓦屋根にみられる蓑甲(みのこ)部分が作られているものもあり
見てて思わずキュンとする。
この小屋、上野地とかかかっている複雑な構造になっているのだろうか・・?
建ちは低めで2階の妻部分にはどこも形や大きさの異なる木の窓が付いてある。

それぞれに地域にはその気候や風土で培われてきた
その土地ならではの意味のある建物が存在する。
またここを訪れ、今度は中の構造を見せていただこう。

この木の小屋、かわいいよね!? 





この地域のR456の山間にはもっと沢山のこれらの可愛らしい木の小屋があったんだけど
写真に納めた中でのベストなプロポーションと見た目はやっぱこれかなぁ・・
山の麓で小さな木の家(とまではいかない小屋程度で十分)で
質素に犬と暮らす余生・・憧れるなぁ・・・
野菜つくって、薪を割って・・・
週末だけ、発泡酒1缶できっと至福の時だぁ