MUKU-DATA  チーク 305×320 t20mm程度  

ヨットに使っている部材が劣化したので
無垢材で何か適材はないか?と。。
ヨットと言えば木部にはチーク材が使われている。。と良く耳にするが
実際にはどの部分にどう使われているのかは見たことがない。
送られてきた写真は一部の部材だが、現在は厚合板のようだ。
もっともこの部分は常に濡れている訳ではないので
合板と言えども10年は持つであろう。

ヨットと言えば=チークが方程式みたいにあるので
(実際はわからない)
チーク材を提案させていただいた。
約300mm角の20mm程度の厚みを2枚
簡単そうで探すとなかなか適材って出てこないもので
この荒々しいチェーンソーの刃の痕が残っている3mのチーク材から木取りをした。
(これはこの鋸目の痕が良い感じだったので飾り棚とかにいいかなぁ・・と
想定していたものだった)
チークを自動鉋に通すと、その後杉材など削ると刃先が微妙に傷んでいて
チークを削った部分の刃の痕が杉を削ると分かってしまうので
チークを削る際は、新しい刃に変える直前に行うので
タイミングを見て20mm厚まで削った。

先週はカヌーやサップボードを木製で製作したいと相談を受けた。
自分には興味がなかったジャンルだが、写真を見ながら説明を聞いていると
意外とそれらの木製は少なく、実際に木で製作されたカヌーが美しんだなぁ・・
これが。。
木で作られた美しいものが広まることは、嬉しいこと。