MUKU-DATA  作家:中村文治 Fumiharu Nakamura  木に着彩 金箔

中村さんの工房に寄せてもらった。
主にクスノキを使って彫り、そこに色を付けたり、金箔、銀箔を貼ったりするらしい。
前から気になっていたが、
箔は極薄なので、杢目や木の微妙な凹凸をそのまま残してくれる。

木の欠点(=美点)である欠けや割れの表情が
かえって際立ち、不思議な魅力を放っていた。

パッと見て、また意識を別に向け、そしてまた見てみる。を
意識的に繰り返して見ていたが、
微妙な自然の曲線、節から裂けた欠け、
見ればみるほど味わい深さが増してくる。
はやり「木」ならでは、木にしか出せない風味が放たれている事を感じました。

中村さんの過去作品 ➡ 山木美術 中村文治

こちらは工房内のドア、
チェーンソーを使い模様を入れたとの事。
いい感じ。

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