MUKU-DATA  リモートワーク用 デスク 天板:栃一枚板1000x550x27mm  他:杉集成材
テレワークで部屋のサイズに合わせた小さなテーブルが欲しい、
こんな感じと画像が添付されたメールをいただいた。
添付された画像の商品は完成度も高く、うわぁ、安・・っていうものだったのですが
何故にうちなのかなぁ・・と思って色々とお話を聞いてみた。
要約すると
*既製品の現物を実際に見たけど、突板貼りで足元の部分が少しだけ剥がれていた。
*折角使うので使い捨てではなく長く使い自分用に馴染んだものにしたい
*自宅室内に合うサイズ
塩ビシート貼りや突板貼りでなく天板を含め全て集成材でいいとの事だったのですが
(集成材は写真の天板以外の部分の事で無垢の木片がブロック状に組み合わせられているもの)
折角、うちに頼んでいただけるのだから・・と
せめて天板だけでも一枚板として出せるもの、作れるものを探してこの栃になった。
弊社的に考えたこと
*限られた予算内でどこまでできるか?
*折角お願いしていただいているので天板だけでも一枚板が出せるものを数枚ピックアップ
*専門の継手仕口など作るには外注に出さなくていけなくなるので(=コストの問題)
 ビスとボンドを併用してビス穴部分はダボ栓で埋めるなど自社内で製作
*女性の方なので重くなるといけないので集成は杉、天板は薄めの栃とした。
天板の栃自体は目の細かな素性の良い材ですが、
一部栃特有の虫食いの跡に出来る模様が入ってものを使わせていただいた。
この天板の魅力を作っているのは
虫の跡、天板手前~手前側面にある節のような模様、
1000x550mmのフレームの中でこれらのキャラクターが配置され
この一枚板の表情を作り出している。

1000×550の中の栃のキャラクター

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