MUKU-DATA   杉下見板 赤身製材 4000x180x18mm +ウッドロングエコ塗装
           押し縁 杉 赤 45x18mm
先週末、工務店さんとその施主さんが下見板塗装に来ていました。
下見板の杉は弊社で製材して桟入れを行い暫く天然乾燥させた材です。
塗装作業を見ていましたが、下見板80枚、板を押さえる為の押し縁80本、
ほぼ休憩なしで二人で3時間ほど要していました。
コスト削減の意味合いもあるのでしょうが、
何よりこれから完成する自邸の外壁の一部を自ら手を加えることで
建物に対する愛着が違ってくるのではないでしょうか・・
杉は弊社で少し大きめの丸太を厳選して仕入れてきます。
これらの丸太から、赤身だけですと12枚前後の板が製材できます。
300枚使用するとなると丸太25本前後を製材します。
杉の赤身部分は耐久性が白太部分の倍以上あります。
ここ半年ほど米材全般に価格急騰、供給不安定が続きますが、
日本のレッドシダーも選択肢の一つとして検討してみるのもいいのかもしれません。
こられの丸太から赤身を下見板用として製材しています。
18mm程度の薄い板は乾燥過程で節の部分が抜けてしまう事があるので
丸太の仕入れは注意して行っています。

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