MUKU-DATA  川舟の側板部材 杉材   南区信濃川左岸地域

舟板あったよ。と連絡をもらい、事務仕事の手を止め急遽引取りに行ってきた。
100年以上前に田んぼの脇を流れる小川で稲を運んでいたのだろうか・・・
越後平野で使われた舟板は今回がはじめて。
先週、弊社に在庫していた舟板の部材4枚を東京の家具屋さんへ持ち込んだばかりの
このタイミング、(それは三重県の割烹で使われるとの事)
もしかして材に呼ばれているのではなかろうか?と思ったりする。
レスキューしてきて、汚れをブラシで水洗いしました。
大工さんから聞いた事があるが、昔の家を解体、リフォームなどすると
畳の下敷きに良く舟板の部材が敷かれていたそうです。
当時、木材はとても高価なものだったのでしょうし、
製材機の無かった頃は角物より板挽きするには相当の手間が必要だった事でしょう。
今回の舟板は越後平野産、
サッパ釘の痕、釘、釘穴の栓の跡などはないのですが
当時の多くの情景が思い浮かんできます。
米、酒、川、・・新潟に関連する何かにご縁があればいいなぁ・・
と思っています。
水洗いしながら材を良く観察。
以前は墨で屋号が書かれて文字が出てきた。
ん?節3つ、共木です。
今朝の新潟日報に川舟の記事が・・・
阿賀野川の川舟「ノウニンアワセ(農人舟)」っていうのか・・

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