MUKU-DATA  愛知県安城市 M建築

昨年末に安城市のM大工さんから自ら製作したキーホルダーや木製鏡餅などが送られてきた。
送られてきた箱を何だろうと思いながら開けてみてビックリした。
M大工さんは仕事の合間に木製品を作っている。

2023年の11月に弊社へはじめて遊びにきてくれて、
その後名古屋へ用がある際に一度作業場へお邪魔させていただいた。
2度しか会っていないんだけど、日常の様子をSNSで時々見ているので
もう昔から知っていて何度も会っているような感覚になる。

日々の仕事を拝見していると、どんな木にも真剣に向き合い
職人気質で技術を持って魂のこもった仕事をされているように見受けられる。

安城市へ伺った際に、葡萄や柿の端材をお持ちしたかと思うが
きっとそれで作っていただいたものかと思う。
キーホルダーは自然素材感を残しつつ作られてあるだが
キッチリと直線直角を出して作る事が大工仕事の一般的な技術だとするならば
こういった割肌模様を残したり、少し歪んだままだったり、枝を残してあったりと
自然素材感を残して仕上げる事は新たな仕上げへの挑戦だったのかどうか?

魂の籠った手作りのものは心に響いてくる。
名前の通りこれからも「信」を貫いていくのだろう。
大切に使わせていただきます。
どうもありがとうございます!