MUKU-DATA  ダオ SOLD OUT  新潟県T様


二礼二拍手一礼・・・
昨日一枚板を奉納してきました。
  

奉納というか納品・・😓
神社脇のお宅で大きな一枚板を運ぶには境内の敷地をお借りして
台車で運んだ方が都合がいいようで。。

ダオと台湾樟をお届けしてきたんだけど・・
青空の下、青々とした雑草に、一枚板。
一枚板天板は屋内で使われる事が殆どだが、
まぁなんと言いますか・・ 青空の下での一枚板の杢目の輝きもいいものですね!
清々しい気分になりました。
台湾樟なんて40年ほどの天然乾燥材なのにピリピリと木口付近に小ヒビが入り
少し驚いた様子でした。
もう長く太陽を見ていなかったもんね。。
一枚板をはじめ材にとっては直射日光は苦手なもの
暗所で適度な乾燥湿度にいることが居心地が良い。
その点、人よりも太陽に対してはデリケートかもしれませんね。






こちらは台湾樟 
太陽の光を浴びてキラキラと輝いていた。
片方の辺材付近に割れがあるので、
一方をストレートカットしてカウンターデスク、床の間地板等に向けようかと
考えていたが、
T氏曰く、この割れも絵になるという。割れ方がいいと・・・
T氏は木の事に理解のある方で
欠点と言われている箇所を含めての全体の個性を見ているように感じます。
マイナス点の積み上げ、というよりはそこを含めての全体の見え方、
そしてどう仕上げていけば更に良くなるか?ってことを考えているようです。

販売する立場の私が言うと語弊があるのですが、
本音を言えば、小さなマイナスなんてどうでもいい位に木って凄いよ!
一枚板から出てくるこのパワーって一体何よ!?って
そんな感じで全体の一枚の個性に圧倒されたりうっとりしたりするもので、
工業製品の例えば車とは真逆のようなものかと思っています。
お気に入りの愛車とか傷つくとショックだよね・・
木は擦り傷とか味になる。車もじゃあ、どんどんとお構いなしに傷つき錆びていくと
意外と良くなることもあったりして。。。😓
T氏はこの台湾樟の割れの部分をDIYで黒漆を埋めるらしい。
それカッコイイじゃないですかぁ!
出来上がったら見せてくださいね!
(でも・・下手くそだから心配だなぁ・・・ 😓)