MUKU-DATA  鳥海山 神代栃(ジンダイトチ) 巾広一枚板 丸太a No.01~No.04

約1年前から続いた鳥海山神代木の製材も一通り終え、一段落つきました。
弊社で挽いた神代栃丸太は計6本、大きな瘤1つです。
秋田で挽かれた丸太も数本ありましたが、それらも全て目を通したつもりです。
(見落としていなければですが・・把握しているつもり)
製材し終えてその特徴は大きく分けて2つ。
白の栃と赤身のある栃、
白は製材後も比較的おとなしく、赤身はグニャグニャに暴れ乾かすのが難しいという事がわかりました。
表面を仕上げた状態では白栃は上品な単色、赤栃はグラデーションかかったいろんな色が混ざり合っています。
どちらもそれぞれに魅力的です。
なかなか大きな板の状態をキープし製材して乾燥するはとても難しかったです。
挽いてバキバキ、細かい材しか取れない丸太もありました。
そんな中で比較的広めの状態でほぼ乾燥させる事ができた白栃の
神代栃が出来上がりましたのでご案内させていただきます。
よく見るとキラキラと上品に輝く杢は奥ゆかしく全面に散りばめられています。
毎日毎日、観察しながら丁寧に扱っています。
ほぼ乾燥もしてきている様子でこのままの状態でフィニッシュできそうです。
杢も日を追うごとに少しづつ溢れ出してきているようにも感じます。
可愛がっているからだと思います。
JDT a No.01  1500 730ストレートカット t55mm
※木裏欠け、反り少しあり
JDT a No.02  2000 380-530-590 t65mm
JDT a No.03  1980 520-640-670 t60mm
JDT a No.04  1980 600-710-730 t60mm
今朝、目覚めTVをつけたら北アルプスの黒部川源流の映像が流れていました。
(鳥海山ではないのですが・・)
エメラルドグリーンに輝く源流、これだ!!と思いました。
この色合い、一滴の曇りもなくどこまでも澄んでいるブルーグリーン
神代栃を製材した時に現れる、透き通ったブルー!
あの色と源流の川の色、まさに五感に響く感覚は同じものを感じました。
自然が創り出す色、形、質感、匂い、目に見えないオーラ、気、パワー、雰囲気・・
見て触れば触るほど、木って物凄いものを持っているんだと感じます。
毎日毎日、木を扱い木に触れながら仕事に携わっていますが
まだ何一つ木の、本当の事なんてわかっていないのかもしれません・・・
この神代栃に関するお問合せ先はメールにて
担当:鈴木まで
届け!この想い!
木を大切にして愛する世界の人たちへ!!
メール: suzuki@solid-s.jp

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