■ MUKU-DATA  神代杉(鳥海山) 柾目 天井板 t7mm 330x1950mm 6枚入/束(坪) 3坪口

通称銘木業界では「1間x1尺1寸 2分3厘(ニブサン)」鳥海山神代杉柾目天井板です。
自然が作り出した良さを存分に引き出す製材が板目挽きであるならば、
柾挽きされた材を見ていると、
より難しい木取りを試み、建物の中での見え方やデザインを重視した
木(自然に)逆らい挑んだ作為的な人の欲を感じたりします。
(柾挽きは割れにくい、反らないなど理由はあったにせよ)
自然なものから縦に通った細かな線(柾目)を製材し材にすること
大きな材でなければ柾目も取れないですし、
先人のどの時代辺りから柾=ステータスと好まれた建物が作られ出したのか?
興味があるところです。
新潟県内でも文化財として残されている建物(昭和初期)には柾目天井に四方柾柱と
材種云々というよりは杉材での木取り、柾木取りを多く目にします。
2500年前に埋もれ熟成された鳥海山神代杉柾目の天井板
いまどきの上質な数寄屋風小間の天井板に是非使ってみたくなる材です。
ちょっとした贅沢を味わえるのではないでしょうか・・・
中には追い柾気味もあるが重ね部分があるのでギリギリセーフか。。
柾目も元付近に少し曲りがあるがご愛嬌(無垢らしくていい?)
流石に神代杉柾目で目を真っ直ぐに通すことが難しいことを感じる。
製材時の情景が目に浮かぶ。。

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