MUKU-DATA  花梨 踏込床(ふみこみどこ)用 敷込板 2700x880x30mm

昨夜、花梨の木取りに建築事務所さんが来て、
材を見ながらどう加工するか?相談しました。
現在4mありますが、使う用途は草の和室の床板(とこいた)
9尺間口、踏込床の敷込み板として使います。
通常であれば白太は落すのですが、ここも少しだけチラリ花梨の白太が入った方がいいらしい。
過去の銘木業界の方々から見れば邪道か?
赤味だけでもギリ、D880mmは木取れたが、
レーザーでラインを出してちょい白太入りをギリギリ狙う。
何の指示もなく、こちらも何の質問もなく、ただ加工所へ持ち込めば
通常であれば赤身取りで製作するであろうかと思う。
仮に同じ踏込床、9尺間口で花梨を使った室内が何軒かあったとして、
「あそこの室内って何かが違う・・何かいい。。」
ってのはこういう事のちょっとした積み上げ
(忙しいのは皆さん一緒、でもそこに時間を割くことができるかどうか?)
で良く見えてくるものだと思っている。
自然が作り上げてくれた無垢材を使うというのは
目の前の木に真摯に向き合う事だと思う。
それが持つ魅力を最大限に引き出してやること。
きっとお客様にも喜んでいただける踏込床になるかと思います。
残りの1200x1000mm材は花梨の座卓しようかなぁ・・
と言っていました。
いいかも、畳間での共木!

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