MUKU-DATA  杉 芯去り(割角)の番付   株式会社 桜沢建設(新潟市)

今日は遠い現場で土方仕事、慣れない事をやってきたのであちこち攣って大変です。
6月9日、しかも木曜日、
大好きなロックの日でもあり、もっと大好きな無垢の日でもあります。

上の写真は、先日市場内で桜沢建設さんの社長さんと青木大工さんが
2間続きの和室の柱を選木している様子です。
何度も足を運び、材を見極める。
なかなか今のご時世、この当たり前の事が疎かになって、材木屋任せのところの多いのが実情です。
お施主さんは社長さんにお任せとの事、
そのまま材木屋に投げずに、
目で確かめて時間をかけて一本一本柱を振り分ける作業です。
例えば、床の間のある座敷は格上なので、大面柾がなるべく赤になるように・・という具合です。

この作業、きっとお施主さんは、ご存じないのでしょう。
「お客様はわからなくてもキッチリとやりたいし、木を配るのが好きだから・・」
桜沢社長さんの言葉が印象に残ります。

目が通った良い割角です。

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