
■ MUKU-DATA インドローズ+レジン 2.6m 980~1150 t55mm
新潟市 N 様
何度かブログで書いていたがインドローズの巾広に一部レジンを入れて仕上げた
テーブルを昨日お届けしてきた。
この納品まで約3年ほどあれこれとN様とやりとりをしていたかと思う。
結果的にインドローズ+レジンとしては最高な一枚に仕上がったかと思っている。
最大巾で1200mm弱、長さは2.6mあるので
なんと言っても搬入が大変だった。
巾があるので板を平面ではなく垂直にしての搬入
前後をロープで結び、前二人、後ろ二人の四人でゆっくりと傷のつかないように
何とか搬入できた。
写真は、ご家族の方と話をしながら撮らせていただいたので
現物の良さが半分も伝わっていない写真しか撮れていなかったのは残念ですが。。
なんていうのかなぁ・・
木はやはり行くべき人の元へ行くもんだなぁと今回も感じた。
床はウォールナット巾広、天井には一部マホガニーの羽目板が使われてあった。
建築途中にカウンターで使用するウォールナットを搬入させていただいた際は
まだ天井のマホガニーも張ったばかりで色は薄かったが
やはりこの木も経年変化で深みのある色へと変化するんだなぁと確認できた。
(弊社からの納品ではないのですが)
また建築途中終盤に頼まれた階段手摺材のウォールナット。
小さな部材だけど、4mのウォールナットの無節材って
木取りするのが大変なんだよなぁ・・って節を除いて部材取りするのに苦労した事も思い出される。
(チーク材よりウォールナット4m材の方が節のない造作材を取るのは大変)
そのウォールナットの部材は
なかなか凝った作りの階段手摺で、考えた設計士さんも作った大工さんも
大変だっただろうなぁ・・と想像できる。
毎日使われているんでしょうね、手で擦れた手摺は独特の無垢材ならではの
艶のある質感へと深化していた。
巾広のローズにレジンっていうテーブルはそうそうある訳ではなく
心配も多かったのですが、結果良いものへと姿を変え
今度はN様宅で長くテーブルとして家族と共に使われていく事など思うと
このような機会をいただけた事は大変ありがたく思っている。





