MUKU-DATA  栓(セン)一枚板カウンター材 天然乾燥材 未加工

左:① 栓一枚板 3300 SC520 t70mm
右:② 栓一枚板 3700 SC530 t70mm

乾燥材の栓のカウンターです。
工務店さんが長く保管されていたものが市場に出たものと聞いています。
市場に出すにあたって再度材面を製材機で擦り落として
念の為に板目部分に割れ止めを塗ってあります。

木は乾燥材を使う事が大切です。
特にこういったカウンターや巾広の天板材などは
乾燥していなければ確実に割れたり反ったりします。

今は建築を計画して半年後、一年後に着工というのが多いのかと思いますが
(もっと早いのかもしれませんが・・)
例えば無垢カウンター材を使いたい場合に
それから必要な材を探して製材しても十分な天然乾燥期間が足りません。
その為に我々が常時、必要とされる一枚板類をストックして天然乾燥させている訳ですが
お好みの材種、丁度いいサイズなど
全てにお応えする事はなかなか難しい事も多いです。

昔、、私が材木屋になりたての頃ですので30年ほど前の頃のお話ですが
建築を計画するにあたり、
施主さんが欅の差し鴨居や玄関の式台などを自分の家に使おうと考え
先ず材を自ら探して車庫や農舎にストックしている事がありました。
木の事を良く知っていたんでしょうね。。
そしてキメの材は自らの目で選別して選んで納得してお金を使いたい
という気持ちだったのでしょう。
まぁ当たり前と言えば当たり前の話なんですが・・

眠らせて乾かすという目に見え難い価値ですが、
その辺は一枚板を使用する際の最低条件かと思います。