■ MUKU-DATA 桜のベンチとレジンテーブル
先日レジン屋さん(木とレジン加工を行う方をなんていえばいいんだろう・・
大きく見れば木工なんだろうけど・・レジン屋さんに取りあえずしておく)
でお客様とレジンテーブル製作の打合せをおこなった。
辺材の凹んだ部分の一部にレジンで成形して更に使い易くする事、
穴や割れが大きい部分にレジンで埋める事、
木、自体希少で貴重、高価な一枚板であるので
レジンを一部プラスする事で、更にそのテーブルの付加価値が上がること等を
目的に。。。
決め手となるのは、そこで使うレジンを何色にするかということ。
これはもうお客様の好みもあろだろうし、製作者のセンスも大きく関係するかと思う。
ご家族でこられたのでそれぞれの好みが若干違う。
赤が欲しいとも言われていたが、どうも自分には想像が膨らんでこなかったが
レジン屋さんはお客様が帰られた後に少し赤も一部入れるのも面白いかもねと
話していた。
お客様の好みの色のレジンが木と上手く調和できればそれに越したことはない。
その後、現在製作しているもの、完成したものなど色々と見せてもらった。
小ヒビの入った木の部分に蓄光のレジンを入れたものなど遊び心を感じる。
木の割れって面白い模様だなぁと思う。
量産ではなく半ば趣味のように一枚一枚時間をかけて木と向きあいながら
製作に取りかかるまでに使った時間は膨大なことだろうし
その想像する時間を楽しんでいるようにも感じる。
その時間は仕事としては生産性は良くはないが、
作品として出来上がってくるものは、木と向きあった分、反映されているかと思う。