MUKU-DATA  天板:オーク巾ハギ 1500x825x30mm 5枚ハギ
           化粧柱:ホワイトオーク材 t10mm 挽き板貼り

リフォーム現場では間取りを大きく変更する際に、
既存柱が邪魔になることがあるが、構造上どうしてもそれは抜かない方が良いという事があるかと思う。
ここの現場では取れなかった既存柱を利用して
ダイニングテーブルをその柱に這わせて取り付けられてある。
抜き取れなかった既存の傷んだ杉の柱にはt10mmほどに挽かれた板(ホワイトオーク材)が貼られてある。
突板単板とは違い、物がぶつかって少しくらい凹んでも剥がれたりはしないかと思う。
柱、対面側のテーブル脚はL型アングルで持ち出し、脚ナシとなっている。
床材は少し色のあるレッドオークOPC、建具はホワイトオーク突板貼りと
全体にオーク材でまとめられた室内。
LDK廻りの室内の板類は、ホワイトオーク材の巾ハギを使用し、
その他の室内の棚板などはブロック集成材(ゴム)を使いコストを押さえつつ強弱をつけ材が使われている。
階段下のデッドスペースは作業用デスク、ここもホワイトオークの巾ハギとなっている。
素材や色などお客さんがコーディネートし、大工さんがまとめたという室内。
木と、薄めのグレーのエコカラット、ダークグレーのキッチンなど
素材と色、全体の雰囲気と木とのバランスが上手くまとまっているように感じた。
追記 4/1  リフォーム前 上記写真と同じアングルから

コメントを残す