MUKU-DATA  鬼胡桃(オニグルミ)2枚ハギ+蝶チギリ

設計+内装デザインをやっている方に木材倉庫で材を選んでいただき、
この鬼胡桃の板を2枚ハギ合わせてダイニングテーブルの天板として使っていただくことになったのが約1か月ほど前の話
御自宅用で使用するとの事で、
では、この2枚どういう風に組合せて接ぐかあれこれと考えてみてくださいよぉ
楽しいですよ~ って感じでゆるゆるとお話が始まった。
2枚の板の組合せパターンは4種類あり裏表をどう使うかで8パターンとなる。
しばらくして、こういう組合せで・・と写真に記載された詳細図が届く。
へぇ~って感じで自分が考えるパターンになかった発想が
なんだか楽しくなってくる。人それぞれだなぁ~って。

んじゃ、ここ辺りはこのサイズで、蝶チギリはこの3カ所入れて、、と
返信する。
すると更に詳細にチギリの形、大きさなこれ位で色は黒檀だと濃すぎるので
もう少し黒檀よりは薄めの色で・・云々と再度検討図が届く。。
うんうん、なるほど・・ あぁ・・蝶チギリは割れに対して微妙な角度があるのですね・・
ここどうしましょう?これでいいですか?と尋ねると
細部の検討をし微調整され、よりよく見えるようにと返信が帰ってくる。

こういった材を選定し、それをどう使うか、考える人のやりたい事をまとめ
製作側へストレスの少ないように話を持って行き製作してもらう。
これが弊社の仕事の一つ。
その過程で、チギリの色を気にしていたので
何種類かの色の材の組合せを送らせていただいた。

蝶チギリは⑤のロックファーに決定した。
素敵なオリジナルな2枚ハギ胡桃のテーブルが出来そうだなぁ・・




①縞黒檀 ②紫檀 ③ボコーテ ④ホンジュラスローズ ⑤ロックファー ⑥ウォルナット ⑦ソノケリン





色の組合せを気にしていたので材はオイル塗装する予定なので
水拭きしてオイルが塗られた時と同じ色にする。