MUKU-DATA  木と音

だいたい夜中に目が覚め、トイレに行く事がほぼ習慣となりつつあるのですが・・
トイレからベッドに戻り半分寝ぼけながらスマホを眺めつつ眠りまた朝がくるってパターン
昨夜も同じようにベッドへ戻りスマホを眺めていたら
ツイッター上にコメントされた文字が・・・
「音・・・ 踏んでみたい・・・ 」
えっ??  何? どういうこと??
何でしょうそれは・・ 寝ぼけた脳を回転させて再度良く見ると・・
「・・・・栃の木はどんな音なんだろう!踏んでみたい♪ 」と引用リツイートされている。
えっ??
木に関わる多くのジャンルの方々から色んなお問合せをいただくが、
「音」に関することだとすると、響き方、ギターには何が使われる、
木の笛、花梨って音響にいいの? など・・
踏むって事がどうも繋がらず、その方のHPやプロフィールを見ていたら、
タップダンスのプロの方らしく
タップシューズと板の響き方だという事が
漸く理解できた。
へぇ~ 踏んでみたいかぁ・・(面白い・・)
靴の裏に付いた金具(タップスっていうらしい。。少し調べた)と板の種類での音の響き方の微妙な違い・・
いろんな人が居るもんだぁ・・
で、踏んでみたいって事になるんだねぇ・・
木を叩く音・・・
そういえばそこらへんのこと、あまり意識していなかったなぁ・・
廻りを見渡せば実に多く存在する。
タイコもそうだし、ドラムもそう、
夕方は伊那市からお寺の鐘を突く棕櫚の木の撞木についての電話をいただいた。
木と木を叩く拍子木は甲高く粋な音だし、
お寺とか文化財に指定された古い邸宅とか茶室路地にもあったかと思うが
板と木槌、あれ板木(バンギ)っていうらしい。
あれ見るといつも叩きたくなるんだけど・・
いつか作ってみたいと思っていた。
叩く木の音
調べていたら、knock on woodって言葉も出てきた「木を叩く」
西洋では古くからコツコツと木を叩くことで精霊の力を借りて魔除けや
幸運を祈る風習があるらしい。
そういえばコンコンと木のテーブルを叩く場面など映画なんかでみるような・・
個人的には木のカウンターの上に置くグラスの音、
置く瞬間の質感など微妙な違いは意識していた。
音、吸付き感っていうか・・
カチっとしたければ硬い木、ゆるゆるした気分で過ごしたければ柔らかめの木
後は木の色と材の雰囲気
なんて考えながら木のテーブルでグラスを置きながら酒を飲むことが多い。
踏んでみたいってなると
室内の無垢フローリングから足の裏に伝わる質感、
そうそう、土足の木の床のお店を底の硬い革靴なんかでコツコツと歩く際の音は
心地いいよね・・
あと踏むっていうと竹踏みの足裏マッサージ・・あれは気持ちいいけど音しないかぁ・・
木を叩く音っていうのは多いけど
踏んで出す音って意外に少ないのかもしれないね。。。
「・・・・栃の木はどんな音なんだろう!踏んでみたい♪ 」
っていう言葉にびっくりして不思議な気分になった真夜中でした。
タップダンス!!

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