■ MUKU-DATA  鏡+額縁(天杉系) 外枠1150×785 (内寸1015x600mm)            SOLD OUT

鏡なんてもう何十年もちゃんと見ていなかったような・・・
いや、自分の姿は目を覆いたくなるって気持ち から
天杉みたいな樹齢のいった端材があり、埃を被っていた鏡があったので
猫屋的にはミラーフレームは変な材でと鏡に木の額縁を回してみた。 ➡ フレーム検討
これは前々から書道の先生に額縁って意外といいものがないんだよねぇ・・って言われたり
意識しながら額縁を見ていても、ほんとこれだ!ってものが売られていることが少ないと感じていた。
(世間一般ではカネにならんっていうことか・・)
まぁ、本格的に作る訳でもなく、
製材の合間に器用な石川さんに作ってもらった。
鏡の本来の用途は姿見なんだろうが、猫屋的にはフレーム部分は拘りたい。
ここを一般間伐材で回せば、
ちょっと軽い感じの木のフレームミラーになるのだろう。
裏板はベニヤ?と言われたが、折角なので裏も杉板か何かを張っておいてと
頼んでいたが、石川氏は余っていた欅材を取付けてくれた。
樹齢のいった枯れた杉のフレームで見た感じそれなりの重々しい雰囲気が出たかとは思うが
本体自体の重量も重いものが出来上がった(苦笑)
木材倉庫にミラーを持込み、
今まで感じることがなかったことが新たに2つ体感できた。
1つはフレームの中の鏡に映る、一枚板
鏡を通して目にする一枚板は何かいつもとは少し違う。。 何だろう?
もう一つは、大きな一枚板を背景に写る自分の姿
自分と木の対比、これも初めて目にしたが、
改めて人の小ささと木の大きさを鏡越しで感じることができた。
どちらも新鮮な感覚、体験した事がなかったから。
今まで木は良く見ていたが
「木と自分」を鏡で見ることは少ないのではないでしょうか・・
是非やってみてもらいたい。
不思議な感覚になってくる。

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