MUKU-DATA CONFORT no.189 森と建築 

1/4日発売のコンフォルトno.189で弊社の扱う材木たちを掲載いただきました。
普段からブログで書かせていただいている木の事について
そうそう、そういうことなんですよっていうように
上手く記事にまとめていただいています。

毎日、材木を扱いあっという間に30年以上経ってしまいましたが
木から材に関してまだまだ道半ばです。
知れば知るほど、、、 迷木(メイボク)になっていきます。

コンフォルトは自分が若い頃から建築や材木を勉強する際に
随分とお世話になっていたマニアックな専門誌なので
昨年11月に会社へご連絡いただいた際は素直にとても嬉しかったです。
もっと言うなら、うちみたいな材木屋がこんな立派な専門誌に出させていただいていいんだろうか・・?ってほどの出来事でした。

担当のSさんに何故にうちなんですか?
きっかけは?と聞いたら
仕事を終えて夜な夜な酒を飲みながら木の事をツイートしている変なおっさんが新潟におるなとマークされていたようです。
何がきっかけになるのかわからないものです😓


どの世界もそうかもしれませんが、
材木も一緒で知れば知るほど奥は深く、、  です。

もっともっと木を身近なものとして感じていただき
建築に自由な発想で材木を取入れていただければ
まだ見ぬ素敵な木の空間があちこちで現れてくるのかもしれません。

古い建物を見ると目から鱗の木の使い方のヒントは多く隠されています。
使い勝手の良い建材類が少なかったからこそ
材木に向き合い自分なりに見立て使っていたのかと思います。

無傷・無欠点が良しとされた時代から
割れていてもいい、反っていてもいいと、
使う場所や用途によっては許容されて少し変化していることを感じます。
木が本来持っている力、魅力の本質に近づいているのかもしれません。

勿論先人たちの木取りの挑戦は(例えば四方柾柱などは)
自然なものを木取り方法であり得ないものの材として仕立てあげるからこそ
銘木と言われてきたのかと思います。

材を扱う者としていづれの材も適材適所でご提案できるように
今後とも色々な材を取り揃えた木材倉庫となるようにやっていこうと思います。

もっと響け! 材木たち!!