
■ MUKU-DATA 三面のゼンマイ小屋 縄文の里・朝日
鮭の遡上で知られる村上市を流れる三面川(みおもてがわ)の上流には
かつてダムに沈んだ奥三面集落があった。
かつてといっても昭和60年、1985年なのでそう遠くない時かと思う。
三面の事は以前に読んだ「越後三面山人紀~マタギの自然観に習う~ 田口洋美 著」で
そんな生活と歴史があった事を知ったのだが
昨日、ドライブを兼ね、縄文の里・朝日 奥三面歴史交流館へ行ってきた。
「石棒という縄文」の企画展開催中だったが、
仕事柄か常設展示されている三面のゼンマイ小屋に関心がいった。
曲りのある木を使い、(骨組みの材種は槐だった)
屋根にはサワグルミの樹皮が被せてあった。
山にあるもの、近くにあるものを創意工夫して使い
豪雪にも耐える作りにされているのは培われてきた生活の知恵かと思う。
自然の中で生きる知恵、シンプルに、本質的、根源的に生きること
そういったことを身体が求めているのだろう。
帰宅したらご近所さんからいただいた蕨が大量に届いていた。








映画もあるのですね、
➡ 映画「越後奥三面 山に行かされた日々」
