MUKU-DATA  木と書

たくさん木を見ていただき木のお話を終えた後、
「書」を見せてもらった。
書というより何かの記号のように見えたり感じたり・・
樹木の断面として表れる木目からは
厳しい自然の中で生き抜いてきたその生きざまが見てとれる。
その表情に対して人それぞれに感じ方や受け取り方も違い
こちらの勝手な解釈も黙って受け止めてくれる。
書は手という装置を使い、真っ白な紙に描きだされる線
そこから垣間見られるその人の生きざま
何だか杢目と似てて響いてくる。

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