MUKU-DATA  生き続けながら軒を支える槙(まき/イヌマキ) 臥龍山荘 不老庵

軒を支える為の捨て柱のイヌマキの木が
横に青々と元気よく生き続けているのには驚いた。
本によると、
100年以上も太りもせず枯れもせず、
槙は針葉樹としては比較的強く、刈り込みや剪定にも耐え、
樹幹を切るとそれ以上高く成長することなく、
脇枝だけが発育する性質を持っているらしい。
この性質を知っていて狙って作ったのかどうなのか・・

懸け造りの柱は檜の皮付き丸太。
修復の為の用材には檜林に行き、
ベニヤで作った型板で同じような根株を一本一本立木にあてがいながら
材を切り出したらしい。

檜皮付き丸太


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