MUKU-DATA  M様作 11/3 木材倉庫にて

世間は3連休の先週末は、毎日が濃かった。
3日AMは材木屋さんが親子で来られ、後継ぎの息子さんのこれからやりたい材木の事を聞いていた。
PMはSNSで軽くやりとりあった愛知県の大工さんが奥様と一緒に来てくれた。
時間のある時に現場で出た端材などを活用して
こういった色々なものを作っているらしい。
作ったものがどう見えるかなど木取りのやり方、材の木目の見せ方など
良く考えて作られてある。
何より丁寧に作られたものからはどれも愛情が伝わってくる。
家の刻みから造作もきっと同じように丁寧で魂がこもっているんだろうと
想像できる。
そう、あと優しさ、作ったものを見ていると温かい気持ちになってくる。
日頃からの想いが手から伝わり形となって出来上がる。
その想いは決してお金では手に入れる事ができない。
手作りの良さの肝はそこかと思う。

訪ねてきていただいたことで実際に顔を見てお話する事ができた。
数日経ったが大工さんの妥協しない強い信念とそれを身近で支える奥様の朗らかな笑顔がジワジワと沁みてくる。

4台の杉の車は前日の夜にここへ持ってきてくれる為に徹夜して作ってくれたらしいことを奥様からこっそりと耳にした。
杉の渋の強い黒い部分を上手に木取りして面白い模様になっている。
心も技術も大切なことがこの4台に詰まっている。

人生フルーツ」っていう映画あってそんな生き方もいいかなぁ・・と言われていた。
私はその映画は知らないが、見てみたいとも思う。
当たり前だけど、いろんな人がいるなぁ・・
木材倉庫は多くの木とここを訪れてくれる多くの人の愛情で支えられている。

週末に出会った方々、、ありがとうございます。
濃すぎてまだ整理がつかずまとまらない文章になってしまった。