■ MUKU-DATA 新潟市秋葉区 8/7
何気ない日常の風景が、都会の人には美しいもの貴重なものと感じるらしい。
あぜ道に車を停め、少し黄金色に変わりつつある風に揺れる稲穂を眺めていた。
しばらく前に農道を車で走っていて、風になびく若いグリーンの稲穂がキレイで写真を撮ったのがたしか6~7月頃だったかと思う。
若い頃は何にも感じなかった風景が一年一年と歳をとる毎にそれに気づいていき去年よりも感動が増していくのを感じる。
あぜ道に車を停めて、静かに稲だけを30分以上も眺めていたのは初めての経験。
都会の人が新潟の一部を切り取る視点は、あらためて新潟の良さに気づかせてくれる。
夜、木の事を話していた。
木は人と関わること、触られることで、
更に良さが見えてくるもんだなぁ・・と眺めていた。
何気ない日常の中の自然に身を置いてみること、
何気ない木にただ触れていること、
雑談の中で探し続けていることを一瞬掴みかけ、、
また逃げていく。。
「新潟っていいですね」って言葉、県民としてはとても嬉しい。
新潟も木も少しづつでいいから長くずっと好きでいてもらいたいなぁって思った。