MUKU-DATA  銀杏 天然乾燥材 

銀杏(いちょう) 両耳付き 一枚板 天然乾燥材 未加工
左から
・2100 430-300-480 t36mm
・2200 490-400-550 t34mm
・2200 540-500-590 t34mm

銀杏のまな板材を大工さんから言われて
適材がなかったので厚盤を製材する事にした。
(時々銀杏の俎板の話をいただくので、この際まな板用として挽いておこうと思った)
この盤はもう15年、20年も前に弊社で丸太から製材したもので
薄っすらと記憶に残っている。

長く保管していた事で材面が少し反り灰色になっていたので
先ずは製材機で軽く材面を擦り落とす。
が、  ん・・? 葉節みたいなものが点々としているね・・
この葉節というかは小さな穴になっている事が多く(ポプラも同様)
やはりどれも小さな穴が開いている。
必要サイズは 450×300でいいんだけど・・ こりゃイカンわ

小さな穴には調理した際の素材が詰りカビが繁殖し易くなりそうで
不衛生だよね。。
せめて生き節、できれば節はない方が好ましいのかと思われる。

この銀杏の板は俎板材としては相応しくないので用途変更だな・・
大工さんに電話して現在他の銀杏材の在庫がないので
材種を桧に替えてもらった。

この銀杏、大きな節が一カ所あり一枚板として見た時の感じも悪くはないので
これはカウンター等に向けるといいのかと思う。
適材適所、
あなたは何になりたい?と木を良く見て聞いてみること。