MUKU-DATA 栃 天然乾燥材 2.1m 600~900 t65mm  プレナー済み

長~く田舎の倉庫に保管されてあった栃の板との事です。
昭和三十云年製材とか書かれてあったそうなので
その頃に製材されて半世紀以上も保管されていた事になり
かなりの量が出てきたそうです。
私が生きてきた年月以上に眠っていたなんて・・・

材面はグレーに変色して良く分からなかったので
自動鉋で削ってみました。
半世紀ぶりにこんにちはです。

現状、虫のいる気配はないのですが
かつて虫が食べていた痕のピンホールが無数に残っています。
鉄砲虫の穴は木が大地で生きていた時のもの、
ピンホールは製材され保管されている間に食われた痕かと思います。

共木で5枚、末は右側に曲がっていて
なんだか愛嬌があって良い感じの佇まいなんですよね。。

ヴィンテージのオークの家具でピンホールがあるものがありますが
この栃は使われてきたものではないのでヴィンテージ物ではないのですが
どこか雰囲気がある材に見えます。

着色してエージング加工をすると古材風味が出てきそうだし、
まぁこのままでも十分、古材風味を感じる板に見えます。
更に使い込む事でその風合いは増してくる事でしょうね。

車やバイクの世界では旧車に想像を超える高値が付き
旧車は錆を落とさずにあえてそのままの状態がいいんだ、って
原型のままで乗っている人を見ますが
木にもそんな価値観があってもいいのになぁ・・

旧車好きな方、ガレージ一枚、如何でしょうか?
ヴィンテージ風味のお店にもいいかもですね。

駄目ですかね・・ピンホールは?