MUKU-DATA   大手町 CYCLE 様 

板脚に関しては天板以外にもう一枚、一枚板を使うのでコストアップとなり
コストパフォーマンス的にはどうだろう・・と今まで消極的であったのだが
ここでは、このレセプションテーブルとサービステーブルが板脚での製作となった。
写真のテーブルは
板脚材:両耳付きポプラ
天板:神代杉 柾目~追い柾目
抽斗:花梨ブックマッチ (幕板も花梨)
塗装:ガラス塗装

もう一台、写真は撮り忘れたが、板脚部分はパープルハートの両耳付きで製作し
ポプラの脚が形の線での強調に対して、パープルHはその色合いの面白さがある。
床材はチーク、各種テーブルは神代木と全体的に落ち着いた色合いで構成されている中で
パープルハート板脚の紫、花梨ブックの抽斗の赤、グラスの棚板のオセアニアンローズの赤と黒の縞模様など
部分的にカラフルな色の材が差し色となって全体的に良い感じで調和されているように感じた。

で、最初の板脚のコストパフォーマンス的な事に戻るが
使う場所、使い方によっては全然ありだなという事がわかった。
ポプラ材の両耳の凹凸、杢目の賑やかさなどから
鉄脚や木で製作する4本脚では出せない
華やかさみたいなものが演出できるものだなぁ・・と感じた。