MUKU-DATA 椨(タブ)2.5~2.7m 巾広 一枚板

椨の木はここ数年触っていなかったのだが、
先日、建築家さんの現場へ10年以上在庫していた3m材が嫁いで行ってから
どうした訳か、他の10年以上在庫していた2m椨がDIYのデスクとして出ていき
そして岐阜の市で長く保管されてあった新たな椨と出会い
またこれらの椨とも縁があって迎い入れることになった。
どうした椨・・
「たぶのき」は、反対から読むと「きのぶた」🌳🐖(特に意味はない)
一つの材種が動き出すと、同じ材種が何故か連動して動く事は
時々あることなのだが・・・ 偶然とは思えないほどにタブが続く。

この巾広のタブノキだが、
人工乾燥機に入れたとの事でそのまま割れ止めや養生をせずに
倉庫に立て掛けをした。
素手で触った感じはどこか湿っている感じがするので
含水率計で計ってみたらまだまだ乾きは甘い(含水率平均35%前後)
このまま立て掛けながらあと1年ほどは様子を見た方がよさそうだ。

そうそう、木材を扱う際は素手で触っている事が殆どだが(古いタイプな材木屋なもので・・)
指先から伝わる感覚で乾いているかどうかもある程度正確に感じ取る事はできる。
(含水率計と大体あっていた)
人間の手は微妙な湿度や材面、材質など感じられる精巧な装置だと思う。

形が野趣に富んでいて表情豊かだったので迎え入れる事にした4枚である。




左から
① 2500 680-1000-860 t80mm  未加工材







② 2600 620-900-660 t80mm






③ 2700 550-910-820 t75mm






④ 2400 580-810-780 t70mm