MUKU-DATA  新発田屋木材倉庫 一枚板天然乾燥中

天乾中の材を奥から出す際は、桟済みした一枚板の古いものは前に、
新しいものは奥へと整理しながら片付ける。
倉庫の間口が狭いので、これが結構大がかりな作業となり、
材の状態など確認したりするから一日作業となる。

大変なんだけど、材を確認したり、次に仕上げる一枚板の段取りも兼ねながら
やっているので順序良く整理整頓できて気持ちがスッキリする。

新たに材が入荷すると、樹皮が付いている部分は皮を剥がし、割れ止めを施し
必要に応じて鎹金物を打ち込み、桟積みして片付ける。
少しづつ手前側に新しい材が積み上がっていくので、
また何かの機会で奥の材と入替えを行う。その繰り返し。
3年先、ものによっては5年先、
皆さんに見ていただけるように一枚板たちはデビューするのを待っている。