MUKU-DATA  木材倉庫にて ( 6/29 )

昨日木材倉庫へレストランの材木の選定作業の為東京からお客様が来られた。
オーナーさん側 4名、設計士さん2名、内装屋さん2名、天板製作者さん1名の
材料を選ぶには大人数である。
何度かご来店いただき予め選んでいたものの最終確認的な作業でもあった。

オーナーさんは過去の経験値によるものか・・?
木を見て選ぶ際、直感、感性で選ばれている事を感じる。
これをあそこに使ったらと想像しているのかと思う。
あっちへ行ったりこっちへ来たり
倉庫内の木々たちに気持ちを集中させて向き合っているように見える。

しばらく前に水で洗い落として表に立て掛けてあった舟に目が留まる。
これさ・・と設計士さんコーディネーターさんと何やら相談しながら
舟の周りへ皆さんが集まりはじめ
使い方、見せ方などあーだこーだと始まった。

「堪らんな、これ・・」とオーナーさんが口にした。

うちにとっても壊れて朽ちた舟にとっても最高な誉め言葉である。