MUKU-DATA  杉 丸太 尺上 定尺

良い丸太だなぁ・・と眺めている。
何をもっていいかは、その用途(これから製材してつくるもの)と原料である丸太の価格に拠るが
並材としてみれば、これらはどれもいい丸太。
色もいいし目詰まりもまあまあ、山でしっかり手入れされてきたのでしょう。皮肌も良し、
挽いても素直そうな木で、価格も前回の市で需要が少なかったのか低め
どこをとってもトータル的に見て、良い丸太。
ブログで書く記事は、どこか「変」な丸太や製材、変な木が多めだが、
通常業務での建築資材としての一般材はまともな事をやっているのです。
この丸太、辺材付近の白太の節の少ない部分は室内用造作材として木取り
赤身部分は180x18mmの外壁材を挽いている。
外部で使う杉の外壁、
白と赤ではその耐久性は倍以上違ってくる。
なんぼキシラやサドリンなど外部用の保護塗料を塗布したとしても
長く耐久性の事を考えれば、赤身の多い杉を使った方がいいでしょう。
住まいで使われる部材の適材適所を良く考え
丸太を製材して材として供給していくこと。。
製材所としては大切な仕事です。
白太を外した赤身、赤身勝ち(若干耳白あり)の杉の外壁材
辺材付近の白太部分は室内の杉の造作材用して製材
最近の要望は18mm仕上げの薄い枠材から60mm仕上げの厚物まで
最近の造作での納まりは一律ではないので、様々は厚さに挽いてできるだけ対応できるように
準備しています。

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