MUKU-DATA  根曲がり杉 新潟県産材  2019 1/7製材

昨年末持込みされた根曲がり部分の杉を製材しました。
形がいびつなので、何かと製材するのが(製材機にセットして挽ける状態にするまで)大変なのですが
個人的にはこういった形のものは好き。
曲りなりに刻まれた年輪はまさにこの木のこれまでの「生きざまの断片」です。
山で木を伐採されている方からの持ち込みでしたが、
通常市場で求められるのは直材、曲がった部分は配送、製材、資材として何かと大変なので
敬遠されがちですが、
これも木の一部、曲りがあり、枝分かれもあり、自然の中で逞しく育ったまんまの姿です。
こういった木の需要も確実にあることを感じます。
木は適材適所ですが、
一枚板、看板、など建築資材以外の需要としてはむしろこちらの方が面白いし楽しいし、
価値あるものかと思っています。
こういった形、木目の木を求めてる方って案外多いんじゃないかなぁ・・と思います。
見た目楽しいし、
なんか、いいじゃん。
製材機のセットが大変
本来末口の方はもっと長かったのですが、製材できないのでカット。
製材機にセットしてから、更にまだ先端が当たり製材できないのでカット
根元付近は太いが末は細い
少しづつ擦り落とし・・
これ以上こっち面は製材機から落ちてしまうので向きを変えて対面製材。
手伝いしながらの写真なので、肝心なところがなかなかとれないが・・
カメラ固定で動画撮影の方が両手空くからいいか・・
(今度動画撮影やってみようかな・・)
踏ん張って雪の重み、斜面などに耐えてきた木目は、やっぱいいね。
みなさん良く目にする「杉」とは印象が違うのでは?
なんだろ?この羽節
ギザギザギザギザ⚡
流石に杉でも伐りたてで重いので
危ないので製材中にラッシングで留めながら製材
面白いの取れましたよ!

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