MUKU-DATA  杉 末口φ210~240mm  3m、4m、5m、6m ログハウスの補修材

ログ調の別荘の補修をするとの事で、大工さんより上写真のような製材を頼まれた。
当社に置いてある杉丸太は破風下地材、垂木、特殊材など製材する為の丸太ですので、
歩留りなど考慮して、尺上(φ300mm以上)がほとんどです。

依頼された材は丸太面を残して、巾6.6寸、厚み2.4寸の指定。
ですのでその面部分が大事で、まずは素材選びから。
φ210~240mmが適材丸太ですので、森林組合に丸太の山から選木。

210~240mmは在庫を持っていても用途がないので、職員の方には面倒をおかけしましたが、
必要な丸太を必要な分だけの用途買い。

一本だけ山から抜き取る、神業

丸太部分の上は軽く擦ってくれとの要望で、
まずは丸太上部を数回撫でて、必要な厚みへ製材。
巾決めは、左右対称に面がある方がいいでしょうと、
糸を張り、左右面のバランスを考慮。
で、巾決めという流れです。

大工さん、簡単に直ぐできるか?って言うけど、
こんな感じで手間がかかるんですよ。
滅多に頼まれる材ではないので、楽しみながらやっていましたけどね。

この先は大工さんの仕事となります。
キレイに収まるといいですね。

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