MUKU-DATA  土場の丸太 手前:柿  奥:榎(エノキ)

ここのところ長雨が続き、今朝ふとキノコ類が元気がいいなぁ・・と眺めていた。
キノコは木と共生しながら生きているので木の子らしいが、
キノコ類の種類に関して全くわからない。

観察すると丸太ごとに付着するキノコの種類は違い
榎の丸太は2~3種類、柿の木には違ったもの、榎にも柿にも見られない
キノコ?菌類が桜の丸太に付着している。

見れば見るほどそこには良く知らない世界が繰り広げられている。
それぞれの丸太とそこに生息する菌類や植物、虫類の世界がある。

大きな榎の丸太はここに来て一年が過ぎた。
枝部分の小さなものは板類に製材して放置している。
榎の材面は白く、白い木は菌類によって墨流し模様(スポルテッド模様)が
表れやすい。
特に榎は菌類が中まで入り込み、スポルテッド化し易いと聞いたことがある。

実はこれら丸太や挽いた板類は観察を続け、
いい頃合いでのスポルテッドを試みている。

以上の写真が榎に付着するキノコ類

柿の木に付着する菌類

桜の丸太

製材した榎の板類 時々材面を見ているが、まだ大きな変化はない