MUKU-DATA  本社木材倉庫


2016年に現在の木材倉庫へ(秋葉区鎌倉)材を移動させてから、
本社の倉庫は手がつかず状態で荒れ放題になっていたので
少し整理しようと決めた。

何かに使えるように材にする前の素材のままの状態のものが多く、
木+才の「才」の味付けのされていないものが多い。
製材など少しだけ手を加える事で何かに使えるものへ変わるのかと思う。

鎌倉にある木材倉庫を毎週土曜日OPENさせ丸2年が経過したが、
建築や家具、楽器等以外に、こちらが想定もしていなかった思わぬ用途に
材木を使っていただける、求められている方がいる事もわかった。
例えば、
木目を活かして絵を描く人、木のキャンバス用として・・
古い仏像や骨董の磁器を置く為の台として雰囲気のある木の塊・・
ただ単に色んな香りを部屋に放ちたいと香りのみの用途として・・
木の色や木目が好きなので色んな材種の板をただ部屋に立て掛けておくだけの為・・
意外と半素材状態を活かしたアート系の用途が多いように感じた。

言われてみれば製材所の主な作業は樹皮を取り落とし、割れ・節を外して
建築資材や家具材として使えるように、こちら側で料理してから
店頭へ並べる事がその仕事であったのだが、
アート系の方々からすると通常の欠点と思われている部分に
むしろ本来の木の良さ本質を見出し活かしていただけるようだ。。

こういった木の使い方、、ありがたい事で嬉しく思う。

その辺も意識しながらもっと素材としての木の良さが引立つように・・
材を手にした方々の脳が刺激されるような・・
そんな想いで整理をはじめている。

※現在本社倉庫は整理中ですが、
 いづれ現在土曜OPENの木材倉庫と連動させる事を予定しております。