MUKU-DATA  桧(ヒノキ)鴨居材 L無~3無節 4000 120x45mm(123x47mm)
桧の鴨居用の仕分けをしています。
桧材で難しいのは生き節です。
時々間柱など120×30,105x30mmなどKD材があり、過去何度か使った事がありますが、
人工乾燥させるとどうしても節が抜けやすくなります。
厚みが薄ければ薄いほど生き節として残すのは難易度は上がります。
桧の節のあるフローリングなどもその殆どは節のあった部分に埋木処理で偽節を施してあります。
杉も同様で、生き節をなるべく残して活かす場合は丸太の選定から注意します。
桧の丸太は挽いていませんが、
杉に関して言えば、生き節の方が節の少ない上小節も丸太からの製材時は気を使います。
丸太素材さえ良ければ上小節の方が気兼ねなく製材できます。
ですので、生き節=上小節の価格は本来同じ位でもいいのでは?と思ったりします。
120丁ほどある桧の仕分け作業をしています。
3面無節でも木裏側には大概節があることが多いので、小割材として使えない場合も多いです。
本来このサイズは和室造作時の鴨居用、
過去新潟では敷居材としても使われていたところもあります。
今はデッキ材として使われるところもありますし、
再割して格子材としての注文もいただきます。
木裏に節の少ないものは再割用のものとして仕分けをしています。
しかし、毎度思いますが、香りが良いですね。。
桧、椹、青森ひばと・・
やはり日本の木の香りは身体の芯から受け入れていることを感じます。

コメントを残す