MUKU-DATA  神代栃 天然乾燥材 プレナー加工済み

2~3年前に製材したり市場で購入した神代栃たちが、
そろそろ乾いてきて、削って少しづつ倉庫に立て掛けている。
ご覧の通り痛みのない状態で乾燥させるのはかなり難しく・・
当初は割れもそうなかったものなのですが、
地上に出てきて製材された事で急激な乾燥に耐えられなかったんだろうと思う。
その他神代木(浅田、桜、栗なども)乾燥時に割れが生じ、どれも捩れながらの斜めに奥深く入る割れなので、小さなペンブランク材を取ることもやっと・・
もしくは解体されバラバラになり部材取りもできないものも多い。

最近は割れや少しの反り、虫穴、抜け節など木のキャラクター個性として
受け入れられる事も多いので、
部材取りして何も取れなかった・・という結果よりは
傷みの多い一枚はこのままの状態で一枚板カウンターや天板として
使った方が良いのかもしれない。

全国の地中にはまだ多くの木が埋もれているのではあろうが、
如何せんそれがいつ、どういった形で掘り起こされるのかはわからないのだから
これら神代木を大切に何かの形として作り、皆さんに使っていただければと思う。




神代栃 AMC1909 D1165  SIZE 2450 590-620-610 t63mm 






神代栃 AMC1909 D1164  SIZE 2450 610-620-660 t63mm 










ところで削り終えた神代栃の採寸をしているときに、
サナギが虫穴に潜んでいた・・死んでいる・・?
これって2500年前のサナギなんだろうか・・・??
地上に上ってから入ったって考えにくいのですが。。