MUKU-DATA  神代欅 7m長尺材  京都府 O様

7m材長尺の神代欅のカウンターの仕上げ前の段取りをしています。
これは5m使いとして和食店に使われる予定です。

どの部分をどう使うか?
設計の方と、現状の材の状態を確認しながら相談してします。
こちらで仕上げ加工まで依頼を受けましたので、
まず、
① 5m部分の木取りをしてカット
② 修正挽き製材
③ 加工屋さんに仕上げをお願いして
④ 反り止め用として裏桟入れ

今回は反り止め用として裏桟加工を頼まれました。

神代木は全般的に、どこか傷んでいる箇所があることが多いので
設計者さんと都度仕上げ方法の確認、場合によっては変更など
材を活かす為の臨機応変な対応が必要になってくるかと思います。

最近、割れなど自然にできた痕を活かして、、
活かすというよりは敢えて残す方もいらっしゃいますし、
木のキャラクターとして捉えていただく事も多く
節、割れ、虫穴などかえって有った方が良いっていう方もいますので
良い事だなぁ・・と個人的には思っています。

また完成したら、ブログに書かせていただこうと思います。