MUKU-DATA  神代欅 新潟県産  2018 3月製材

大きな神代欅の原木だったので弊社の製材機では製材できないので名古屋のミナト製材所さんへ持込み
製材したものです。
現在桟入れして天然乾燥中ですが、木端付近の材の暴れが酷かったので、数枚取り出して
プレナー掛けしたものです。
この丸太、玉杢が出そうな様子があったのですが、杢の入りは浅く木端付近のみに少々、
7mの大きな材はまだ乾燥中ですが玉杢等は入っていませんでした。
新潟産神代欅1803:7m
神代欅7 NO.1
神代欅7 NO.2   2022 4/14 SOLD OUT 埼玉県 S様
神代欅7 NO.3
グニャグニャになって暴れていた材にプレナー掛けしたので
部分的に厚みも違い、プレナーが掛かっていない箇所もあります。
反りが大きかったので7m材をカットしながら木取りしました。
3.9m材も何とか取れました。
同じ木ですが、色の染まり方も違います。
少し欅本来の木地の色が見えるのもはグレーに染まった濃いめのものとは違う感じで
悪くありません。
神代欅7 NO.4
先日、木が好きな方と神代木について話している中で、
「神代欅、神代杉=ジジイ(爺さん)」のイメージが付いてしまっているという話になりました。
神代自体希少材ですから、過去希少材を手にして制作できるのは限られた人だけだったのでしょう。
一見、地味で何だかよくわかならい神代木、
センスの光る尖った若者までの手に渡るのが少なかったとも言えます。
その点、昨年鳥海山から大量に出た神代杉は全国に比較的安価で散らばりました。
インテリア雑誌コンフォルトの今月号には今をときめく木工作家さんのページに神代栃が写ってあります。
今後、神代木を使った、神代でしか出せないような雰囲気の
素敵な作品を目にする機会も増えるのかもしれません。
多くの方に、ロマンある神代木をもっと身近に感じていただければと思います。

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