MUKU-DATA  杉の枠材(窓枠、入り口枠など)

木の家で使う、室内で見えて手に触れる部分の造作材
丸太から製材→天然乾燥→木取り→必要サイズに再製材→長さカット→プレナー(場合による)
で次の仕上げ加工を行う大工さんへお届けする。
これは弊社製材工場での日常の業務です。

丸太から建築用の木材を作る我々は、ある程度、建築の事、大工さんの仕事内容を
理解していないと、特にこういった造作材は作れません。
弊社製材の石川は建築には明るいので、何の部材として使うかで
どこをどう木取りするのか・・は手前味噌ですが申し分ありません。

木の事、建築の事を熟知した製材所も数える程度になってしまいましたが
常に頭にある問題の一つは、この製材技術の継承です。

いづれは枠材等、造作材も全て工業製品等に変わってしまうのかもしれませんし
別に無垢の木が無くても家は建つ訳ですしね・・・
昔はそんな造作材を製材していたよね・・って可能性は大ですよね。。
まぁ9割以上は既製品で作られる木の家の中でも
本物を求めていただける工務店さんは数件存在していますので
かろうじて生き残っている感じでしょうか。。。

求められるのであればお応えできるように・・
建築の事をある程度知っている製材技術を伝承しなきゃ・・
と少し焦っています。

大工さんとかで、製材したいって人だといいのかもね。
どなたか居ませんかね?