MUKU-DATA  桧 4000 120x120mm 芯角 土台用

桧の土台用の木口です。
KD材ではなくAD(天乾)品だったかと。
見なくなりましたね、木口のこのカラフルなチョークの跡。
今は、まず見てくれ重視ですから、ほぼ100%木口はカットされ揃えた状態で梱包されています。
昔は、杉もこんなのばっかりだったんですよ。
丸太の時、口径を記した跡です。
柱や土台なんて、表面の割れなどの見てくれよりも
本来はまず木口、目詰まりかと。
年輪が見えますよね、20~30年の材より50~60年の材の方が一般的には耐久性はあります。
通常は間伐材などの120mm角、105mm角を作るのに適寸の小径木で
土台、柱などは作られるのですが、
この桧はちょいと違う。
目詰まりよく、年数も経っています。
聞けば、側は板挽きして造作用平割り材にして、
芯の残った部分を土台として作っている工場だそうです。
芯に近づけば赤味も増してくるし、理にかなった材と言えます。

樹齢がいってて赤身勝ち、耐久性は通常品の倍以上でしょう。
本来できる事ならここらへんにも拘りたいところです。
でも、こんなの土台のみ作っている量産工場ではないから、
皆さん使いたいってなっても、常に欠品状態になる事でしょうね。
メインは桧の役物造作板、その丸太の芯を土台として出荷しているだけの
事なのですから。。。

メインの桧造作用 役物板の木口

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