■ MUKU-DATA  運送屋さんにある重量が計れるリフト
昨日、木材倉庫で一人で大きな一枚板を動かしたりしていたので
今朝は全身が痛い・・です。
(少し前までは全然平気だったのに・・以前持てていたものが持てなくなったり・・
歳は嘘をつきませんね。身体が効かなくなってきます。
桐なんて、もう軽くて最高!みたいな・・)
ところで一枚板を扱っていると時々これ重さどれくらい?と聞かれる事があります。
脚材を自ら用意するのに耐荷重を考慮したり、
運送屋さんへ行くと大きさと重さの多い方で料金が決まるとか、、
大体云十キロかな・・って感覚的な事で運送屋さんには答えることも多いのですが・・
リフトで計ると、えーそんなにあったの?って事があったりします。
で、木材には気乾比重というものがありまして、
これは同じ材であっても多少の巾はあるのですが、含水率15%時の比重が各材種ごとに
データーがあります。
手元の木材図鑑によると、、
ウォールナット比重:0.64
桐の比重:0.19~0.40
例えば
大きさを 1800×800 厚60mm として体積を計算してみると
1.8×0.8×0.06= 「0.0864㎥
これに気乾比重を掛けると
ウォールナット 0.0864 x 0.64 = 0.0553 x 1000kg = 55.3kg
桐 0.3として  0.0864 x 0.30 = 0.0259 x 1000kg = 25.9kg
といった具合です。
同じ材種でも目が詰まったものや、また天然乾燥では含水率15%が難しい新潟では
これよりは少し重くなるものかと思いますが。。
昨日なんて2.1m 巾950mm 厚み 68mmのウォールナットを
エイって動かしていたわけで、
( 2.1×0.95×0.068=0.136 x 比重0.64= 0.087 x1000 = 87kg)
杢が詰まっていたので、きっと100kgほどの材だったんだなぁ・・と
桐材、、いいなぁ・・って
木材倉庫が今後、桐や杉が目立つようになってきたら、
あぁそういうことなんだなぁ・・ってご理解くださいませ。
今朝は全身が痛い!

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